勝負事や何かに立ち向かうとき、また一か八かの賭けに臨むとき。勝利を手にする強運がやってくることを「勝利の女神が微笑んでくれる」と言いますよね。
世界の神話にはその名の通り、「勝利」を司る女神様がたくさんいます。
そのご加護を得たいとき、あるいは創作や命名のヒントを得たいときにも参考になるでしょう。
そこで、ここでは世界中の神話に登場する「勝利の女神」を紹介します。
勝利の女神の名前 一覧
- ニケ
【Nike】
[ギリシャ神話]
ギリシア神話に登場する勝利の女神。
スポーツブランド・NIKEでも有名。 - ヴィクトリア
【victory】
[ローマ神話]
古代ローマ神話に登場する勝利の女神。 - ベローナ
【Bellona】
[ローマ神話]
戦いの女神。ベッローナーとも。ギリシャ神話のエニューオーまたは戦女神ネリオーと同一とも考えられている。 - モリガン
【Mórrígan】
[北アイルランド、ケルト神話]
破壊、戦いと勝利の女神。モリグーまたはモーリアンとも。支配と権力を神の存在にしたもので、戦女神の一柱。 - ネヴァン
【Nemain,Neamhain】
[北アイルランド、ケルト神話]
戦いの勝利をもたらす三女神の一柱。「毒のある女」の意。 - アンドラステ
【Andraste,Andrasta】
[古代ブリタンニアのケルト人の信奉]
戦いと勝利の女神。 - アナト
【‘anatu】
[ウガリット神話]
愛と戦いの女神。狩猟や豊穣の女神とも考えられている。 - イナンナ
【DINANNA,inannna】
[シュメール神話]
金星や戦い、愛や美、豊穣などを司る。別名イシュタルとも。 - カーリー
【Kālī】
[ヒンドゥー教]
血を好む戦いの女神で、破壊と創造の神シヴァの妃。 - ドゥルガー
【Durga】
[ヒンドゥー教]
戦いの女神で、シヴァの妃。「近づき難い者」を意味する。 - 稚日女尊
【わかひるめのみこと】
[日本神話]
源平合戦など古戦場である生田神社の祀神。 - 神功皇后
【じんぐうこうごう】
[日本書記]
稚日女尊の神託を受け、懐妊の身でありながら遠征軍を率い勝利に導いた女傑。
参考:Wikipedia
これらの女神たちは、それぞれ異なる文化と時代から生まれ、人々に勝利の希望を与えてきました。彼女たちの存在は、私たちが直面する挑戦や困難に立ち向かう勇気を与えてくれるでしょう。
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