山の妖怪・怪異 38種類 一覧|恐ろしい山の神々と怪異

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山の妖怪・怪異 38種類 一覧|恐ろしい山の神々と怪異 妖怪
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16. 青坊主(あおぼうず)

  • 特徴:青白い顔の坊主姿。山や廃寺に出没する。
  • 伝承地:関東・中部
  • 備考:子供をさらう、または驚かす存在とされる。

 

17. 一本踏鞴(いっぽんだたら)

  • 特徴:片足で大きな踏鞴(ふいご)を踏む鍛冶の妖怪。
  • 伝承地:紀伊半島・奈良県
  • 備考:鍛冶神「金屋子神」の変化とされることも。

 

18. 岩魚坊主(いわなぼうず)

  • 特徴:岩魚の妖怪化。山間の川に棲む魚の精。
  • 伝承地:東北地方
  • 備考:釣り人を惑わすという。

 

19. 岩屋坊主(いわやぼうず)

  • 特徴:山中の岩屋(洞窟)に棲む。坊主姿。
  • 伝承地:関西地方
  • 備考:人を道に迷わせる力を持つ。

 

20. 烏天狗(からすてんぐ)

  • 特徴:鳥の顔に羽根、山伏装束。空を飛ぶ。
  • 伝承地:全国(特に修験の山)
  • 備考:大天狗の眷属。知恵や戦技を持つ。

 

21. 狐火(きつねび)

  • 特徴:狐が灯すとされる不思議な炎。
  • 伝承地:全国(山間部や田畑周辺)
  • 備考:夜間に山中で漂う怪火。

 

22. 木霊(こだま)

  • 特徴:山中で声を反響させる精霊。
  • 伝承地:全国
  • 備考:木に宿る魂。切ると祟るとされる。

 

23. 小豆洗い(あずきあらい)

  • 特徴:「小豆とごうか、人取って食おか」と歌う。
  • 伝承地:関東・中部・東北
  • 備考:姿は見せず音だけで恐怖を与える。

 

24. 小豆婆(あずきばばあ)

  • 特徴:小豆を洗う老婆の妖怪。実体あり。
  • 伝承地:関東・中部
  • 備考:山姥の変化ともされる。

 

25. 猿神(さるがみ)

  • 特徴:山神や祟り神としての性質。猿の姿。
  • 伝承地:関西・中部
  • 備考:神社に祀られることもある。

 

26. 猿鬼(さるおに)

  • 特徴:猿のような顔を持つ鬼。山中に出没。
  • 伝承地:九州地方
  • 備考:力が強く、暴れる妖怪として恐れられる。

 

27. 山精(さんせい)

  • 特徴:山に棲む霊的存在。仙人や異人のよう。
  • 伝承地:古典文献・一部地方伝承
  • 備考:中国からの影響も見られる。

 

28. 山姫(やまひめ)

  • 特徴:美しい女性の姿をした山の精霊。
  • 伝承地:信州・東北
  • 備考:山男と対になる存在。

 

29. 峠の婆(とうげのばばあ)

  • 特徴:峠に出没する老婆の妖怪。道行く者を襲う。
  • 伝承地:中部・東北

 

30. 峠の坊主(とうげのぼうず)

  • 特徴:坊主姿の妖怪。人に化けて現れる。
  • 伝承地:中部・関西
  • 備考:道を聞くと逆方向に導くなど、いたずら好き。
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