山の妖怪・怪異 38種類 一覧|恐ろしい山の神々と怪異

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山の妖怪・怪異 38種類 一覧|恐ろしい山の神々と怪異 妖怪
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静寂に包まれた山の奥深く、誰にも知られず潜む“何か”の気配を、あなたは感じたことがありますか?

日本の山々は、古くから神聖な場所とされてきましたが、同時に「人ならざる者」が棲む異界としても語られてきました。山姥、天狗、一本踏鞴、野槌――彼らは山そのものと一体化した存在であり、時に神として崇められ、時に妖怪として恐れられてきました。

本記事では、日本全国の山に現れる38種類の神秘的存在たちを紹介します。そこには、目に見えぬものへの畏怖と、忘れ去られた民の声が宿っています。

さあ、日常の境界を越え、山の奥へと足を踏み入れてみませんか?

 

 

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山の妖怪・怪異一覧

 

1. 山姥(やまんば)

  • 特徴:老婆の姿、時に恐ろしい力を持つ。人を食べる伝承あり。
  • 伝承地:全国(特に関東・信州・関西)
  • 備考:金太郎の育ての親としても知られる。

 

2. 天狗(てんぐ)

  • 種類:大天狗/烏天狗
  • 特徴:赤顔・長鼻の山伏姿、空を飛び、剣術や幻術を操る。
  • 伝承地:鞍馬山(京都)、高尾山(東京)、大峰山(奈良)など
  • 備考:修験道との結びつきが深い。

 

3. 山男(やまおとこ)

  • 特徴:毛むくじゃらで力が強い。時に人を襲い、時に友好的。
  • 伝承地:全国
  • 備考:山姥の対になる存在。

 

4. 山童(やまわらわ/やまどう/やまわっぱ)

  • 特徴:赤ら顔の子供の姿。山中で遊び回る。
  • 伝承地:九州(特に熊本・大分)
  • 備考:人をからかうが悪意はない。

 

5. 山人(やまびと)

  • 特徴:山に住む人のような存在。時に妖怪視される。
  • 伝承地:東北地方など
  • 備考:「異人」「仙人」との区別が曖昧なことも。

 

6. 山猫(やまねこ)

  • 特徴:山に住む猫の妖怪。人を化かす。
  • 伝承地:西日本(特に四国・九州)

 

7. ヤマンバグチ

  • 特徴:山姥の一種。旅人を襲い、知恵比べをする。
  • 伝承地:東北地方

 

8. 一目連(いちもくれん)

  • 特徴:山嵐や強風の神格化。片目で雷神の姿。
  • 伝承地:三重県・伊勢地方

 

9. 山神(やまがみ)

  • 特徴:神と妖怪の中間的存在。女性神で嫉妬深い。
  • 伝承地:全国(特に東北・山陰)
  • 備考:女人禁制の山は山の神の怒りを避けるため。

 

10. 山精(さんせい)

  • 特徴:中国由来の山に住む霊的存在。日本でも一部伝承あり。
  • 伝承地:古代の文献上(『本草綱目』など)

 

11. 牛鬼(うしおに)

  • 特徴:牛の顔をした異形の怪物。山や海に出没。
  • 伝承地:四国地方(特に愛媛・高知)
  • 備考:神社の神獣として祀られることも。

 

12. 青坊主(あおぼうず)

  • 特徴:青白い坊主頭の妖怪。山や廃寺に出没。
  • 伝承地:関東・中部地方

 

13. 猿神(さるがみ)

  • 特徴:猿の姿の守護霊。祟り神としての側面も。
  • 伝承地:中部・関西

 

14. 山の神の娘

  • 特徴:美しい女性として山に現れ、山男を誘惑。
  • 伝承地:山形、信州など
  • 備考:恋愛・死の伝承に関連。

 

15. 山童(やまわろ)

  • 特徴:西日本に伝わる山の精霊。山仕事を手伝うが怒らせると祟る。
  • 伝承地:九州地方
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