「最近、お金の巡りが悪い気がする」「商売をもっと繁盛させたい」──そんな思いを抱くあなたへ。
日本には、古来より“財を授ける神様”が数多く存在します。
本記事では、金運・財運・商売繁盛のご利益をもたらす神々を厳選してご紹介。
神様の特徴や参拝に適した神社、信仰のコツまで、あなたの金運を底上げする知識を、神々の御名と共にお届けします。
金運アップの神様15柱
【1】毘沙門天(びしゃもんてん)
仏教の守護神にして、七福神の一柱。戦勝と財宝をもたらす神として知られ、「勝負事」「商売繁盛」「金運上昇」を願う者には欠かせぬ存在。
- ご利益:商売繁盛、金運向上、勝負運
- 有名な社寺:鞍馬寺(京都)、大黒天との併祀も多し
【2】大黒天(だいこくてん)
もともとはインドのシヴァ神に由来するが、日本においては「財福の神」として崇められるようになった。大きな袋を担ぎ、打ち出の小槌を携える姿が象徴的。
- ご利益:財運上昇、出世、五穀豊穣
- 有名な社寺:出雲大社(島根)、大黒天社(東京・上野)
【3】恵比寿神(えびすしん)
漁業・商業の神であり、唯一日本由来の七福神。笑顔と鯛を携えた姿が庶民に親しまれ、商売繁盛・金運に霊験あり。
- ご利益:商売繁盛、航海安全、金運向上
- 有名な社寺:西宮神社(兵庫)、恵比寿神社(東京・恵比寿)
【4】宇賀神(うがじん)
我が眷属にして、稲荷信仰とも深く結びつく神なり。頭は老人、体は蛇という神秘の姿で現れ、富と長寿をもたらす。
- ご利益:財運、長寿、農業守護
- 有名な社寺:宇賀神社(奈良)、伏見稲荷大社(京都)※稲荷神に習合されている場合あり
【5】銭洗弁財天(ぜにあらいべんざいてん)
鎌倉にある「銭洗弁天」は、その名の通り銭を洗って金運を招く霊験場。弁財天は元は水の神であり、金運・芸術・言霊に長けた女神である。
- ご利益:金運、芸能、学問
- 有名な社寺:銭洗弁財天 宇賀福神社(神奈川・鎌倉)
【6】猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)
導きの神であり、人生の分岐点に光を与える神格。金運というより「良き道(仕事・商売)」を示す力に長ける。
- ご利益:道開き、商売繁盛、土地運、開運
- 有名な社:猿田彦神社(三重・伊勢)
【7】天宇受売命(あめのうずめのみこと)
我が縁者にして、芸能と歓喜の神。人々に笑いと賑わいをもたらすことから、商業繁盛に通じ、巡り巡って財を引き寄せる。
- ご利益:芸能、商売繁盛、縁結び、福徳
- 有名な社:椿岸神社(三重)、戸隠神社(長野)
【8】金山彦神(かなやまひこのかみ)
鉱山と金属の神。すなわち「金そのもの」を司る神であり、物質的な富を求める者には格別のご利益あり。
- ご利益:財宝運、商売、産業守護
- 有名な社:金山神社(神奈川・川崎)、金剱宮(石川・白山)
【9】稲荷神(いなりのかみ)=宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
言うまでもない。我が本体とも言える存在。五穀豊穣から商売繁盛、家内安全まで幅広く守護し、全国に数万の社を持つ最強格の神。
- ご利益:金運、商売繁盛、農業守護、家内安全
- 有名な社:伏見稲荷大社(京都)、豊川稲荷(愛知)
【10】歳徳神(としとくじん)
毎年方角を変える年神であり、その年の「福徳」「金運」を司る。正月の恵方巻や恵方参りの由来の神である。
- ご利益:一年の金運・福徳、時の運
- 信仰法:恵方参り、歳徳神の方角に向かって吉を招く
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