縁起の良い動物 25選【日本の守護獣】神様の使いになった動物(眷属)

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【日本の守護獣】神様の使いになった動物(眷属)25選 - 縁起の良い動物たち 神様
【日本の守護獣】神様の使いになった動物(眷属)25選 - 縁起の良い動物たち
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🐤 鷽(うそ)

偽りを“真”に変える、学問と浄化の鳥
鷽は菅原道真を救ったとされる小鳥で、嘘の如く災いを「嘘」に変えて取り除くと信じられます。鷽替え神事では「嘘」を「真」に替える吉事として人気です。

菅原道真公との伝説が多く、天満宮では「鷽替え神事」が行われます。学業成就・厄除け・再出発にご利益がある神使です。

🔹おすすめ神社:

  • 太宰府天満宮(福岡県):鷽替え神事の発祥地。
  • 高畑天満宮(福島県):小鳥の像が可愛らしい。

 

🐟 ウナギ

安産・子授けを支える水の神使
ウナギは水神・大山津見神(オオヤマツミ)の化身とされ、水辺の安定と生命の繁栄を象徴します。安産・子授けの御利益を求める参拝者に信仰されています。

水の神様の眷属として信仰される珍しい存在。命をつなぐ力、繁栄の象徴として親しまれています。

🔹おすすめ神社:

三嶋神社(京都府):うなぎ神社として知られる。

 

🐝 蜂

戦略と勝利を導く小さな勇者
蜂は義家伝承や養蜂伝説に基づき、勤勉・繁栄の象徴です。集団で働く姿は地域の結束と商売繁盛を表し、勝利と豊穣をもたらす神使です。

源義家の蜂にまつわる戦術伝説や、日本書紀での登場から、戦勝祈願・厄除け・繁栄の意味を持つ神使です。

🔹おすすめ神社:

  • 蜂神社(岩手県):蜂を祭る珍しい社。
  • 日光二荒山神社(栃木県):蜂の守護祭が執り行われる。

 

🐢 亀

長寿と繁栄を運ぶ水の守り神
亀は長寿・不老の象徴として信仰され、松尾大社の霊泉「亀の井」は酒造繁栄を支えます。急流や緩流を自在に移動する姿が智恵と適応力を示します。

不老長寿や酒造守護として、ゆったりとした幸せ・穏やかな繁栄の象徴。鯉と共に神様を乗せる存在でもあります。

🔹おすすめ神社:

  • 松尾大社(京都府):「亀の井」の伝承が有名。
  • 伊弉諾神宮(兵庫県):国生み神話と亀の関わりが深い。

 

🐱 猫

福と平和を招く、癒しの象徴
招き猫は福を招き、眠り猫は平和共存の象徴です。日光東照宮の眠り猫は「平和な世の中を守る目印」とされ、安らぎのシンボルとして楽しまれています。

招き猫で知られ、金運・良縁・平和の象徴。眠っている猫は、「安心して眠れる=平和な世」を意味します。

🔹おすすめ神社:

  • 今戸神社(東京都):招き猫発祥の地。
  • 日光東照宮(栃木県):眠り猫の彫刻が有名。

 

🐅 虎

勝負運と時間をつかさどる神使
虎は「寅年・寅の日・寅刻」のタイミングを守る時の番人とされ、毘沙門天の使いとしても知られます。勇気と勝利、護符としての役割を果たします。

寅年・寅の日など“時”と関連が深く、転機・勝運・金運を象徴。毘沙門天と関係が深く、信仰の対象にも。

🔹おすすめ神社:

  • 日光東照宮(栃木県):家康公の干支ゆかりの虎像。
  • 鞍馬寺(京都府):毘沙門天信仰と虎の縁深い寺。

🐸 蛙(かえる)

無事に「帰る」「返る」幸運の守り手
蛙は「帰る(カエル)」の言葉遊びから無事帰還を象徴し、旅路安全や金銭の循環を守ります。社殿近くの池や石像が縁起物として親しまれます。

語呂合わせから交通安全や金運、家庭円満まで様々なご利益があります。

🔹おすすめ神社:

  • 品川神社(東京都):蛙石が境内各所に点在。
  • 日吉神社(岐阜県):蛙を象った狛犬が珍しい。

🐄 牛

学業・厄除けの頼れる神使
牛は菅原道真やスサノオノミコトの神使とされ、丑の日の縁起物として疫病除けや学業成就を祈願します。土佐神社など牛祭りを行う神社もあります。

道真公やスサノオノミコトとゆかりが深く、撫で牛として人気があります。

🔹ゆかり神社:

  • 北野天満宮(京都府):丑年祭で牛を祀る。
  • 牛島神社(東京都):牛頭天王信仰と結びつく。

🙉 猿

山の神々と共にある、賢さと調和の使者
猿はサルタヒコやアメノウズメなどの眷属として、道案内や芸能の守護を担います。富士山本宮浅間大社では申年に特別な祭典が行われます。

富士山や浅間信仰と結びつき、厄除け・開運・知恵の象徴。サルタヒコなどの導き神の姿にも関わる存在です。

🔹おすすめ神社:

  • 富士山本宮浅間大社(静岡県):申年の祭事が見どころ。
  • 白髭神社(滋賀県):猿の彫刻が境内を飾る。

🐎 馬(うま)

神様の乗り物、願いを運ぶ力
馬は神の乗り物として奉納され、八幡神や恵美須神の祭礼で武運や商売繁盛を祈願します。神事の際は本物の馬が参道を行進します。

古来より「神馬」として奉納され、特に武運・商売繁盛を祈願する際に重要視されてきました。

🔹ゆかり神社:

  • 西宮神社(兵庫県):えびす祭での神馬パレード。
  • 北野神社(東京都):神馬舎で奉納馬を拝観できる。

👺 天狗

陰を祓い、道を切り開く山の守護者
天狗は修験道・山岳信仰の守護者で、剣や団扇で邪を祓う力を持つとされます。高山の霊峰や修験道場で祀られ、行者の護身と加護を司ります。

神ではないが、山岳信仰・修験道と関係が深く、魔除け・開眼・進化の象徴的存在。

🔹おすすめ神社:

  • 石鎚神社(愛媛県):天狗伝承が息づく霊峰。
  • 戸隠神社(長野県):天狗の舞や祭礼が有名。

 

💡神使に出会ったら…

神社で何気なく目にした動物に「ピン」と来たら、それは神様からのサインかもしれません。その動物とゆかりのある神社を訪れることで、神様とのつながりが深まり、より大きなご利益が得られるかもしれませんよ。

 

✨最後に

神様の眷属である縁起動物は、それぞれに深い由来と象徴を持ち、参拝者に多様なご利益をもたらします。気になる動物を見かけたら、ぜひその由来を味わいながらご紹介した神社を訪れてみてください。より一層のご利益と神様との繋がりを感じられるでしょう。

神社を巡る旅は、自然との触れ合いや歴史の学びだけでなく、神様や神使とのスピリチュアルな交流の場でもあります。今回ご紹介した神使たちを参考に、自分だけの“縁”を感じる旅を計画してみてくださいね。

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