日本のみならず世界にはたくさんの迷信やジンクスと言われるものがあり、幸運や不幸の兆しとして考えられています。古くから伝わってきている迷信には意外な意味や由来があるようで、マナーや作法を諭したり、悪い行いを戒めるために使われ、伝わったものもたくさんあるようです。
ここでは、日本に伝わる数多くの迷信を集めて一覧にまとめています。
迷信を真剣に信じている人がいる一方で、迷信を全く信じてない人も多くいると思いますが、気になる方は日本にはどんな迷信あるのかチェックしてみてはいかがでしょうか?
日本の迷信一覧
季節・時間にまつわる迷信
■ 朝(昼間?)クモを殺してはいけない
- 朝の蜘蛛は敵でも逃がせ、夜の蜘蛛は親でも殺せ
- 朝の蜘蛛はお客さんが来るからほっといていいけど夜、蜘蛛を見ると泥棒が来るから殺ったほうがいいって聞いたことありますよ。
- 朝の蜘蛛は金運が上がる夜の蜘蛛は盗難にあうって迷信から来てると思う
- 朝の蜘蛛は神様の使いだから殺すな、夜の蜘蛛は悪魔の使いだから殺せとか言われたなー
■ 朝に「サル」って言葉を言うのは縁起悪い
- 朝に「サル」って言葉を言うのは縁起悪いって言われます。
- そう教えた親も理由は知らずですが「サル→去る」からの発想でしょうね。
- 藤沢に近い横浜ですが、うちも朝に「サル」と言うと叱られました
■ 夜 爪を切ると親の死に目に会えない
- 「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」というのは、昔は電気がなく夜は行灯の火だけで、そんな暗い中で爪を切ると深爪をしてしまうからということらしいです。
■ 夜の蜘蛛は親でも殺せ
- 朝の蜘蛛はお客さんが来るからほっといていいけど夜、蜘蛛を見ると泥棒が来るから殺ったほうがいいって聞いたことありますよ。
- 朝の蜘蛛は金運が上がる夜の蜘蛛は盗難にあうって迷信から来てると思う
- 朝の蜘蛛は神様の使いだから殺すな、夜の蜘蛛は悪魔の使いだから殺せ とか言われたなー
■ 夜 洗濯物を干すと、その服や下着の持ち主が体が弱くなる
- 夜にウブメ(妖怪)が来て子供の洗濯物に血をつけて印にし、取り殺してしまうからという言い伝えが元になっていると思う。
- 妖怪云々ではなく死人の洗濯物をそうするからと聞いたことがある。
■ 夕方に新しい靴をおろす時は、靴に炭をつけておろす
■ おろしたての履物を夜に履く場合はトイレでその履物をトントンと「なにか」を落とす
■ 新品を夜におろす時は「つるかめ」と3回唱える
- 夕方以降は新しい靴をおろしちゃいけないって言われてたけど、これって後から聞いたら夜にキレイな靴をはいているのは夜の職業の人間と決まっていたから、そう思われないようにするためらしい。
- 昔の人はそういうのに敏感だよな。それで炭をつけて汚すって訳か!
■ 夜に梅干を食べてはいけない。
■ 亡くなって1年くらいは夜出歩いたり遠くに出かけるな
- 母から父が亡くなって1年くらいは「引き」があるから夜出歩いたり遠くに出かけるなと言われた。
■ 夜に塩って言ってはいけない
- 僕らの地元では日没後は『塩』の事を『浪の花』と呼びます。全身にビッシリ刺青が入ってる友達に一昨日の夜『あー夜に塩って言っちゃいけないんだよぉ~』と怒られちゃいました。
■ 夜の口笛
- 夜、口笛を吹くとヘビが来る
- 恐らく「うるさくて寝られへんから静かにせぇ!」のが真の理由かと。もしくは、夜盗の合図と間違われるから。
- 夜口笛を吹くな (蛇が来る、幽霊が来る)
- 夜に口笛を吹くと、泥棒が来るから吹いてはいけない。
- 夜 口笛を吹くとマムシの大群がやってくる。別の説では天狗にさらわれる。
- 本当のところは、昔は夜がとても静かで、夜中に口笛など吹くと、風に乗れば3里離れても聞こえるぐらいよく音が通るので、迷惑になるので戒めとしてそういう話が伝わったと聞いた。
- 夜の口笛に関してですが、たしか、身売りのための合図だと何かの本で読んだ記憶があります。蛇に聴覚は無いんですよね・・・。
■ お盆
- お盆に泳ぐと猿候(えんこう)に引かれる
- お盆の前日に砂でピラミッド型の山を作り、頂上に里芋の葉っぱを載せて茄子のサイコロ切りしたのを入れておく。山には同じく砂で道を作り、おがらで階段を作り、山の四方かどにもおがらで飾りを入れてやる。そんで階段の前には竹で花立を作り花を飾り、盆の迎え火、送り火はその山の横でワラを燃やす。盆の間中、夕方線香を持って隣近所の盆山に線香を供えてくる。隣の秦野市に至っちゃぁ輪切りの竹で櫓作りの凝ったモノに変わる、場所によっては砂じゃなく土で作るところもあるみたい。盆山を作らないと仏さんが帰って来られない。
- 母の実家が秦野だから子供の頃、お盆で里帰りするとピラミッド見ました。仰る通り竹で四隅を補強して砂で拵えるインカ遺跡風?の代物です。
- お盆の初日にはお墓まで一族で行きひとりづつ墓前で墓石に背中を向けて、「誰かをおんぶする格好」をして先祖の霊?をそれぞれ背負い家まで連れていきます。お盆がおわると、またご先祖の霊を背負ってお墓まで返しにいきます。
先祖全部をみんなで分割してるのか先祖の霊がひとりずつ、誰かの背にのるのかは不明です。とりあえず、みんながおんぶのマネしてます。 - お盆の仏様は赤とんぼに乗ってあの世から帰ってくるので、お盆の時期の赤とんぼは捕ってはいけない。
■ 季節の初物を食った時には、東を向いて笑え。
■ 節分の日には太巻きを丸かぶりする。
- 豊臣秀吉の家臣、堀尾茂助吉春が、偶々節分の前日に巻きずしの様な物を食べて出陣し、戦いに大勝利を収めた事から、なんて理由付けがされてるみたいですけど、実際には1977年に大阪海苔問屋協同組合が道頓堀で海苔の販促イベントとして行ったものが始まり
■ 秋
- 秋に財布を買ってはいけないというのもあった。秋=空きで、お金がたまらないということらしい。
■ 厄年
- 厄年に出産すると厄が落ちていいが厄が子供につくので、河原に子を捨てて(寝かせる)誰かに拾ってもらうといい。地域によっては知らない人の玄関前etc
■ 節句
- 雛飾りを節句が過ぎても飾りっぱなしにすると縁遠くなる
- うちのあたりには節句に笹餅(熊笹でくるんだ団子みたいな御餅)を食べる風習があるのに、ごく一部の地域だけそれがありません。大昔の天皇だったか公家さんだったかが、追われて逃げている時に、笹が眼に入って声を上げてしまい、その声で追っ手に見つかり捕らえられたので、笹は縁起が悪く笹を使う餅もつくらないということです。
動物の迷信
■ 蟹
- 蟹を殺すと字が下手になる
- うちの網に時々、甲羅に人面模様のある「平家蟹」と言う蟹の一種が掛かるのですが、祖父によるとこれらは皆、平家の落ち武者達の生まれ変わりなんだそうです。確かに甲羅の模様を見ると鎧武者そっくりなんですが、それ以上に納得させられるのがこの蟹、必ずと言って良い程貝殻を被って網に掛かって上がって来ます。(4対目の脚が短く退化?していて、その脚を使って上手に貝殻を甲羅の上に固定します)
何でも源氏の追っ手から逃れる為に貝殻を被っているのだとか。瀬戸内海は壇ノ浦の合戦があった海でもありますから、偶然にしても子供心にちょっと気味が悪かった思い出があります。
■ 海亀を丁寧に陸に葬ると大漁
- 銚子辺りでは、海亀の死体を丁寧に陸に葬ると大漁になると信じられているようで、海亀を僧侶の如く『正覚坊』と呼んだりします。
■ タコ
- 今日うちのオヤジにこのスレのタコの話をしたところ、「タコは焚き火した後の墨を食いに浜にあがってくるんだ。だからあんな黒いスミを吐くんだ。本当だ」と言われました。「見た者はいないが(わしの故郷では)昔からそういうことになってる」と言うんだけど、これって言い伝えだよなあ。
- うちの地方では、雨が良く降った日にタコが芋を狙って陸に上がって来ると言う言い伝えがある。
芋と言ってもサツマイモなんかじゃなく、「くわいも」と言う見かけはおたまじゃくしみたいな形で、食べた感じがサトイモみたいな小さな芋。実際、この芋を餌に地元の漁師はタコを釣るが、これが結構良く釣れる。
タコが本当に芋を食べに陸に上がって来るかどうかはわからないが、奴等がこの芋の味を知っているのが実に不思議な話。 - 俺は漁師から、蛸が夜中に西瓜を食いに来ると聞いた。
- 陸に上がる蛸の話、「豊後国の写真風土記」というタイトルのHPに似たような話がありました
『豊岡の「是永(これなが)地区」に蛸天神(祠)がございました.御成敗所でお仕置きがありますと、豊岡の海から血の匂いを嗅いで、沢山の蛸が人間の血を吸うために、上ってきたのだそうです・・・』
血を吸いに来るとは・・・迷信というよりも伝説だからジャンル違いかな?
■ 魚
- 魚の骨がのどにつかえたら、のどを象牙でこすると取れるっていわれた。
- 私は小さい頃、魚の骨を頭に載せると取れる、とおばあちゃんにやらされました。実際に取れた記憶があるんですが、幼稚園の頃の話なので真偽のほどは不明です。
■ 鳥
- つばめが低く飛ぶと雨が降る。雨が降る前に、湿気を感じた虫たちが活動するので餌を取るために低く飛ぶ。ってのもテレビで見たような気がします。
- 溺死者を探すには雄鶏を使うといいらしい(イギリスだかどこかの民話)
- 今日ばあさんが、そのツレ(老婆)と「スズメのハラの真ん中にある赤い部分を食ったら乗り物酔い体質になると古くから言われとる」「そうじゃ、昔から言われとる。食ってはイカン」って私に言ってきたが……なんの内臓なんだよ。その前にスズメ捕らえて食ったりしねえよ
■ 犬
- 手足の先が白い、いわゆる“足袋を履いてる”犬・猫がよくないというのを聞いたことがあるんですが、何がよくないのかは忘れてしまいました。長生きしない??
- 子犬をもらってきたおじが真剣な顔をしていたのをよく覚えています。おじの所のわんこも足3本が足袋、もう1本が足先がほんのちょっと白くて心配はしてましたが、元気に育ってますしおじ一家も平和です。
■ 馬
- 脚の先が三本白い『三本白』の馬は飼い主を殺す、という迷信を題材にした小説が、中学の国語の教科書に載ってました。
- 競馬界では。「後足一本白」は王者の印(笑)
■ 猫
- 「足袋をはいている猫はねずみを取らない=悪い。」と言うのは聞いたことあるよ。たぶん、暗闇でも「あ、猫が近づいてくる」ってのが鼠にわかりやすいからじゃないかと思うんだけど。
- 死んだ人を布団に寝かせてる時、猫が死人の上を歩くと死んだ人が化けるから、おまじないに胸の上に刃物を置く
- 猫がまたぐと死体が起き上がる
- 猫が死体をまたぐと踊る
- 日本における吸血鬼のフォークロアですな。吸血鬼とは、災厄や伝染病の蔓延なども意味し、猫の蚤が死体の不浄の血を吸い、媒介として病原菌を伝染させてしまうことへの警告をいう。
- 猫を死人に近付けると、猫が死人の魂を吸い込むという話を読んだ事がある
- 猫と死体の話で、なんかの本に「猫は異常に敏感な生き物だから、死人が出たりして家の中の雰囲気がおかしいと気になって見に行こうとすることから猫は死人が好き(?)、というふうに言われるようになったのではないか」みたいなことが書いてあった。
- うちの猫、父にすごい懐いててその父が亡くなった通夜の夜、枕元で父の顔をじっと10分くらい見つめた後ふいにタンスの上に行ったままずっと降りてこなかった。思うに動物は死体に近付かないんじゃないかな。感染症とかの危険を本能で知っているのかも。動物が死体を跨ぐと言う事は、それは死体ではなく仮死状態なんじゃないのかと思った。
- 黒い猫を見ると不幸になる。災いを解くには見た直後、後ろに10歩下がれ
- 黒猫が前を横切ると云々、ってのはどこから由来してるのかね?日本由来じゃなさそうだけど。
- ヨーロッパ起源と聞いた事がある。ヨーロッパでも昔からネコは魔性の生き物って事で通ってたみたい。中世の魔女狩が盛んだった頃、かなりネコも殺されたらしい。
- 猫が顔を洗うと雨が降る
- 空気が湿気をおびると猫がストレスを感じで「毛繕い」を始めるから、ってテレビでやってた。猫はストレス受けると気分転換に毛繕いするそう。部屋の湿度を高くして実験して、ちゃんと毛繕いしてました。
- ネコの顔洗うと雨というのは、ウチのあたりでは、耳より後ろから手でグリグリしてるときは雨っていってました。それ以外は晴れ。ウチは、猫飼ってますが、結構あたります。
- 金目銀目のネコは縁起が良い、と子供の頃に祖母から聞いたがこれが海沿いの地区では「天気を良く当てる」っていわれてる事を後から知った。大昔は金目銀目のネコは漁師が言い値で買って行ったなんて話も聞きました。
- 鉢割れのネコは縁起が悪い。飼うと夫婦仲が割れる、飼い主が早死にするってのが理由です。
- 手足の先が白い、いわゆる“足袋を履いてる”犬・猫がよくないというのを聞いたことがあるんですが、何がよくないのかは忘れてしまいました。長生きしない??
- 「足袋をはいている猫はねずみを取らない=悪い。」と言うのは聞いたことあるよ。たぶん、暗闇でも「あ、猫が近づいてくる」ってのが鼠にわかりやすいからじゃないかと思うんだけど。
- 三毛猫の雄を船に乗せると大漁になる。
- これ、個体数から言ってもかなり難しいよね。
- だから価値があるんだろうねぇ。貧乏だった家に子猫が産まれ、それが三毛猫の雄だったもんで、いきなり大金持ち。って話聞いたことがある。なるほど、買ったのは漁師さんだったのか。
- 船に三毛猫は、嵐の神様は三毛猫が嫌いで三毛猫がいると怖がって近付かないという言い伝えをもあります。
- 三毛猫のオスが誕生する確率は、二万五千分の1と聞き及んでおります。それだけ貴重=吉兆と昔の方もお考えになったのでしょう。
- 猫の死体を見て可哀想とか思っちゃだめ
- 猫とか死んでるのに可哀相と思うと駄目なのは、言い伝えじゃなくて単に霊が付いてくるから駄目って意味なんじゃないかな。情けをかけると「この人優しそうな人だ~~」と付いてくるんだって(汗) 知らない人の葬式を見ても「気の毒に…。」とか思わない方がいいらしいよ。
- 黒猫はあんまりよくない印象があるけど、肉球まで真っ黒な猫は、「カラス猫」と呼ばれて縁起がいい、と聞きました。
■ ヤモリ
- 家にヤモリが出てきたら、殺さずに外に逃がす事、 ヤモリは家を守ってくれている、と母が言っておりました。
- ヤモリ=家守だものね。 漢字変換で普通に出るくらいだから。
- イモリは井守というわけか。ガキのころ捕まえたイモリを庭の瓶の中に入れたらすごい勢いでボウフラ食べてたな。
■ 狐
- 昔、山道を歩いていると、どうも同じところをぐるぐる回っている気がする。よく歩きなれた道のはずなのに、何時間も歩いても同じところに出てしまう。 そういうときは、狐に化かされているので、落ち着いてタバコを一服すると、迷わずに目的地に着けると聞いたことがあります(さらに他スレの情報によると、水木しげる先生も同じ目に遭って、ヌリカベの仕業とおっしゃってたとか) じゃあタバコを吸えない人はどうすんの、という疑問もありますが、風の吹いてくる方向へ行けば抜け出せるとも聞きました。
- 狐に眉毛の本数を数えられるとバカされるから唾で毛をくっつけて本数をわからなくするんだって。いわゆる「眉ツバ」の語源です。
- 唾って、もともと破魔というか、そう言う意味もあったらしい。道に唾を吐いたりする魔除けの方法とかもあるらしいから。眉唾っていうのは邪な物を見抜く眼力を、破魔の力のある唾によって得るとかそんな感じだと思った(眼じゃなくて眉だが)。
■ 蜘蛛
- 朝(昼間?)クモを殺してはいけない
- 朝の蜘蛛は敵でも逃がせ、夜の蜘蛛は親でも殺せ
- 朝の蜘蛛はお客さんが来るからほっといていいけど夜、蜘蛛を見ると泥棒が来るから殺ったほうがいいって聞いたことありますよ。
- 朝の蜘蛛は金運が上がる夜の蜘蛛は盗難にあうって迷信から来てると思う
- 朝の蜘蛛は神様の使いだから殺すな、夜の蜘蛛は悪魔の使いだから殺せ とか言われたなー
- 「蜘蛛は神の化身」だから殺しちゃいかん
- 朝の蜘蛛は神様の使いだから殺すな、夜の蜘蛛は悪魔の使いだから殺せ とか言われたなー
■ ヘビ
- 夜、口笛を吹くとヘビが来る
- 恐らく「うるさくて寝られへんから静かにせぇ!」のが真の理由かと。もしくは、夜盗の合図と間違われるから。
- 蛇の抜け殻を財布に入れておくとお金に困らない。
- 何度も脱皮する→皮が残る→銭が貯まるという感じだったような。
- 脱皮の皮の場合、目がついていると非常に良いみたいです。私は去年脱皮の皮見つけて財布に入れました。目はついていないけど多少仕事増えました。
- ヘビを指差すと指が腐る。
- 夢に白い蛇が出ると幸運。
- 子供の頃、近所の廃屋となった造り酒屋の中で遊んでいると、「蟒蛇(うわばみ)に呑まれてしまう」と言って年寄りに追い出されてしまいました。家に帰って親にその事を話すと、古い造り酒屋には白い大蛇が住み着く様になるんだと言われました。多分子供の悪戯を諌める為の作り話なんでしょうけど、当時の私達には効果絶大で、しばらくは建物に近付く事も出来ませんでした。
- 「うわばみ」ってのは大蛇のほかに「大酒飲み」って意味もあるからねぇ。
- うわばみ(大蛇)がお酒大好きだから、そっから大酒呑みをうわばみって言うんだよね?違うのかな?
植物の迷信
■ 彼岸花を摘むと火事になる
- 彼岸花は有毒植物だから触るなってことからきているのかもね
- “茶碗花”と言う待宵草の一種の花を摘むと、家にある茶わん等の瀬戸物が割れてしまう。
- 庭に枇杷の木を植えると、その家に病人が絶えないから縁起が悪いって聞きました。
- 枇杷っていうのは墓地や寺によく植えられている木。縁起が良くないから家の庭などには植えないそうだ。昔、静岡県に住んでいたときは墓地でよく枇杷の木を見かけたよ。なんか人間の養分を吸ってそうな気がして、それ以来枇杷が苦手になりますた。
- 枇杷のような常緑樹を庭木にすると、植えた方角によっては風通しが悪くなるからという話を聞いたことがありまつ。
- 枇杷は「ポトリ」と根元から落ちるので、そこから首切りを連想させるとかで嫌われると聞いた。同じ理由で椿も嫌われるらしい。
- 庭木に枇杷がダメな理由に枇杷の木は病人のうめき声を聞きたがるからという言い伝えを聞いた。多分、枇杷は薬として利用されていたからだろうね、薬の木を植える=病人が出るのを待っているみたいに思えるから。
- それは椿の花で、病人の見舞いに絶対禁止の花だったと思う。うちの方では枇杷は庭にあると基地外が出るといわれてた。
- 枇杷の種を埋めると死人がでる(その本人が死ぬだったかな)とかって何かの漫画に書いてあったこと思い出した。
- ビワの葉は薬になるので、病人が頼って集まってくる
- 枇杷の種の話は、すごーーーく昔私もおばあちゃんに聞きました。枇杷の木が家をぐるぐる巻きにするんだぞー。みんな死ぬぞー。と脅されて、想像力豊かな私は恐怖のどん底。
- 井戸を埋めるのは良くない、埋める時は竹の節を抜いて井戸のところに差し込んで道を付けておく。同じく庭木を切り倒しても、根っこが生きてるうちは埋めてはいけない
- 後の方は現に、俺の家で柿木を切ったんですが
- 「庭木が屋根を越すと人が死ぬ」って誰か聞いたことありませんか?子供の頃聞いて「こえーよ。ばぁちゃん、そりゃ、こえーよぉ」と思ったけど、良く考えたらそんなデカい庭木どこ探してもないよな。
- でも、庭木に大木はよくないって、このあたりでもいいますし。(岐阜です)
実はうちに大きな庭木ありました。屋根よりもでかい!けど、枯れ葉がよく雨樋を詰まらせるので切ってしまいましたけど。大木は、そういう意味でもオススメ出来ないかも。夏は涼しくていいけどさ。 - 五日市街道沿いにはそんな家が沢山あるんだが・・・。古くからの家ばかりなんで、どの家も土地が広くて、庭には巨木が生えてる。
- 俺は、玄関に植えた松の木の枝が屋根を越すとその家が栄えなくなるってな話で聞いた。
- 近所の農家の庭木が楠なんだけど、明らかに高さ20m以上有るのだが・・・。母屋の屋根の高さの5倍以上は有る。いや、それどころか俺の住んでる5階建てのマンションより遥かに高いのだが不幸な話はあまり聞かない。これだけ高いと逆におめでたいのか?
- 庭木じゃなくて、墓の周りの木じゃないのかな?うちの墓の横にある、俺の幼なじみの家の墓は、横にある杉の木が墓の高さを越えたら没落して、一年で一家離散の憂き目にあったよ。
- これって、家の土台が庭木の「根」によって弱まる、とゆうことではないのでしょうか。屋根を越すような庭木なら立派に根を張りますからね。勿論、建物と距離があればいいのでしょうが。
- あと考えられるのは、「落雷や台風などで倒壊の恐れがある」「陽当たりが遮られジメジメして良く無い」「手入れの為に高所作業する必要があるから危険」とかそういうこともあるのかな?
- 鉢植えを病人にあげちゃダメってのは聞いた。詳しくは忘れたけど
病気が「根付く」から。
根付く=寝付く,だったと思う。 - ・椿の事だけど、昔は武家では絶対に庭木にしなかったそうだね。理由は「首が落ちるが如く花が落ちる」から縁起が悪いって事。庭に植えるなってのは武家の風習が民間に降りてきたのかもね。
- 「神社にはえている木の葉で瞼をこすると、 霊感がある人には幽霊が見える」、そんな噂の話を思い出しました。
- 竹の花が咲くと良く無いことが起ると何かでよんだことあるけど、他じゃ聞いたこと無いし竹の花って咲くの?
- 咲くよ。竹や笹は、何十年に一回、いっせいに花が咲いて、いっせいに枯れるんだよ。中国では、それでパンダが餓死したりするらしい。
- 凶作になるんだっけ?
竹の花が咲く=災厄の前兆。という話をご存知でしょうか?関東大震災や226事件などの前触れとして、竹の花が咲いたという。調べてみたところ、竹の花が咲いた途端に「竹」は死んでしまう、とか。こういった習性から災厄の前触れとして考えられているのでしょうか? - 「竹(笹)の花が咲くと、その年は凶作(冷害)」というのを聞いたことがあります
- 竹の花が一斉に咲くと、その大量の実を食べてネズミが増え農作物の被害が激増する、という話を読んだ事があります。
- 吉(凶)の前兆といわれる事象(迷信)は不謹慎かもしれないけど興味深いですね。
- 竹の花の話。
生き物は危機に直面すると、土壇場で子孫を残そうとするんだよね。だからある意味、竹が異常気象等を予知して花を咲かせるのかも。根で増えていってる(タケノコ)けど、元々1本の木なんだろうから「一斉に咲くと…。」というのは、それで普通の気もする。
竹以外でも、滅多に花をつけない植物に花が咲くのは枯れる前だから観葉植物に見たこともない花が咲いたら「もう駄目」らしいです。 - 竹の花に関しては単にその竹林の寿命じゃない?
元は一本の竹から根で増えていって、その竹の寿命が尽きると一斉に枯れる。だからその前に花を咲かせて種子を作ろうとしてるって言う話じゃない?でも、そうなると竹の実というのも有るのかな?花自体は稲の花に似ているらしいけど…
人物の迷信
- うちの家の方では「新品をおろすときに、最初に年寄りが使う」とゆうのがあります。年寄りが最初だと物が長持ちするそうです。家の布団もおろすときにおばあちゃんが泊まりにきたそうです。
- 寝ている者に話し掛けているとそのまま「戻って来れなくなる」のだそうだ。
- 睡眠中は死と極めて近い状態にあると云われており、その時に受けた何がしかの作用が寝ている人の魂に影響を与えると信じられている地方が存在します。
- 寝ている時は、凄まじい勢いで脳が情報を整理しているらしい。寝言はその整理中にでるらしいのですが、相づちをうつなど、外部からの刺激で整理してしまうと脳が破壊されるらしい。
- 寝ている人の周りを3周すると寝ている人が死ぬ
- つむじの2つある人が寝てるのをまたぐと不幸に見まわれる
- 寝ている人をまたぐと寝ている人の背が縮む
- (寝てる?)人の周りをぐるぐる回るな (幽霊系だとおもった)
- 死体の写真が4枚だと成仏できない
- 死んだ人を布団に寝かせてる時、猫が死人の上を歩くと死んだ人が化けるから、おまじないに胸の上に刃物を置く
- 日本における吸血鬼のフォークロアですな。吸血鬼とは、災厄や伝染病の蔓延なども意味し、猫の蚤が死体の不浄の血を吸い、媒介として病原菌を伝染させてしまうことへの警告をいう。
- 猫が跨ぐと死体が起き上がる
- 猫が死体をまたぐと(死体が)踊る。
- 溺死すると肛門が開いてしまうので、「河童に尻子玉を抜かれた」という迷信が生まれた
- 猫を死人に近付けると、猫が死人の魂を吸い込むという話を読んだ事がある
- 今でこそ漁に出掛けて水死体に会った日にゃ、ガクガクブルブルで即警察ですが大正頃までは大漁の前触れって言われてたそう。
ただし、船に上げてやらなきゃいけないそう。手順は、
1. @若い奴が水死体の所まで行き、頭を船に向ける
2. A船の長が「上げてやっから魚持って来い!」と怒鳴る
3. B若い奴が「ハイ」もしくは「分かった!」と怒鳴り返す。
4. C船尾に上げてやる。
もしこんな事してあげる時間がない時は、「帰りに上げてやるから待ってろ」と必ず断ってから、通りすぎる - これはあながちただの作り話とは言えないですね。水に漂う死体をついばんで栄養をたくわえた魚がたくさん獲れるということでしょう。
でも、そういえば『魚』とはあまり聞かないような。カニだったりタコだったり、シャコ、牡蠣の類で聞きませんか?味も深くなるらしいですね。 - 水死体の事をえびすさんと言いますしね。
- 魚類でも「シイラ」は海面の浮遊物について泳ぐ習性があり、またプランクトンも集まることから、小魚は群れ易いのでは?当然、魚食性の回遊魚も…。
- 水死体に「帰りに拾ってやるから」と言って大漁になる話はうちの漁港にもあります(実際はすぐに保安庁に連絡すると思うけど)。死体が餌になり魚を連れて来るからって意味じゃなくて、「状況:死体を拾う=荷が増える=大漁になったらどうしよう」なのに「結果:あらら、大漁になっちゃった」ってマーフィーの法則的なトコから由来してるのかなーって思ってました。
- 理由は死体はケガレだが、同時に霊性を認め恩を売ると同時に大漁の見返りを期待すると言う理由、同時に死体を上げてやることによって成仏させてやると言う憐憫によるもの、逆に上げてやらなければ成仏出来ない霊の仕返しを畏れる・・・・・そんな感じの解説がありました。ちなみに全国の漁業関係地に、かなり共通して分布する習俗らしいです。
- 水死体のことをエビス様といい、漁港そばの神社が恵比寿様を祀っていることが多いのは、恵比寿様(=水死体)に豊漁を願うからなんだと。
- なるほど!そういえば恵比寿様が祭神の神社が港の近くにある。
- エビスといえばイザナギ・イザナミがやり方間違えたんで海に流した子
- 水死体がエビスさまと呼ばれるのはむくんだ顔がエビス様の様だから
- 沖で死人がでた時は、浜で火を焚くとモンジャが集まって来る。
- 沖で死んだ人のカラ(死体)が上がらない時は、浜に後生車を立てる。大勢の人が回してくれると死体が早く上がる、山で死んだ時は峠や街道にも立てる。
- どうしても死体が上がらない時は、その人が生前に身に付けていた物を代わりに埋める、これをシルシをヤスメルと言う。
- 「梅干しがカビたら死人が出る」っていう迷信を馬鹿にしてたら、家で干してる梅干しがカビた年だけみごとに身内が死んでった。5回目があたってからは怖くなって梅干しを作らなくなった。
身体の迷信
- 飯食ってすぐ伸びをすると胸の間にメシが詰まる。
- 人の体温の残ったところに座ると、前座ってた人の全部の不幸を貰ってしまう
- へそのゴマ掃除をするとお腹が痛くなる。
- それはよく言われた。でも掃除しなきゃゴマがたまって汚いし、掃除しても痛くならないですよね。
ただ、不潔な手で触ると痛くなるかもしれない。お母さんと繋がっていた大事な部分だからむやみに触るなということなのかな。 - へその部分はハラの中でも肉が薄いので、危険らしいよ。
- 人の背中に人差し指で背骨に沿いまっすぐ線をひくと、遣られた人は悪いことが起きる。まじないを消す方法は手で背中を消しゴムをかける様に消す。
- しゃっくりは箸を湯のみに乗せてそれを落とさないように茶を飲むと止まる。
- 俺が聞いたのだと、箸を十字を切るように茶碗の上に重ねておき、四方から水をすするように飲む。ちなみに俺的に効果絶大!!三カ所からだったり、十字を切らずにやると効かない。プラシーボ効果?
- しゃっくりは箸をX字型に置いて、自分の反対側の空間から首を伸ばして飲むと治まる、というのを聞いた事が有る。
- しゃっくりを留める方法。それは、医学的にも根拠があるらしいよ。箸を云々は、迷信だけど。
しゃっくりは、横隔膜のけいれんだから、体を丸く縮める事で痙攣が収まるらしい。湯飲みの、向こう側から飲もうとすると、体を丸めないと飲めないよね。 - 食べ物を粗末にすると目がつぶれる
- ホクロが耳にある人は幸福
- 鼻水をすすると脳が腐る
- 洗面器を頭にかぶると背が伸びなくなる。
- 洗面器というのは初めて聞いた。俺の子供時代は『ざる』だったがなあ。
- 墓で転んだときは死なないように髪を置いてくる
- 魚の骨がのどにつかえたら、のどを象牙でこすると取れるっていわれた。
- 肩に抜け落ちた髪の毛は他人が落としてはならない。本人に渡して本人に捨てさせなければ、失恋する。
- ものもらいが出来た時、井戸にものもらいの出来てない方の顔だけを見せて「ものもらいが治ったら全部見せてあげる」と言って井戸に蓋をしてしまう。そしたら早く治るって友達のお爺さんに聞いたよ
- ざるをかぶると背が伸びなくなる
- つむじの2つある人が寝てるのをまたぐと不幸に見まわれる
- つむじが2つある人はひねくれ者
- つむじが二つあるのは王者の相だかなんだかで立身出世する。
- 2つあるつむじを「鳥居つむじ」と呼び、頭のいい子か、オオバカか、ともかく大人物になる
- つむじを押すと下痢になる
- 夜 爪を切ると親の死に目に会えない
- 「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」というのは、昔は電気がなく夜は行灯の火だけで、そんな暗い中で爪を切ると深爪をしてしまうからということらしいです。
- 江戸時代、お城の門番で夜間の勤務を夜詰めといっていました。その仕事はとても重要で、たとえ親が死にそうになっても家に帰れませんでした。それから夜詰めは親の死に目に会えないということで、「夜爪」も縁起悪いこととなった。っていう説も有名でつ。
- 夜爪を切ると親の死に目に会えない、というのは夜爪を切る→世を詰めるに通じてしまい、自分の寿命が縮んで親より先に死ぬからと聞いた。
- 敷居を踏むと足がなえる。
- お墓の前を通る時は親指を隠さないと、親の死に目に会えない。島田伸介が族だった頃、霊柩車が通り過ぎる時に親指を隠していた
- 夜ツメを切るとじゃなかったっけ?
- 由来を知らないまま、かな蛇を見ると親指を隠していた子供の頃。これも親の死に目と何か関係があるのでしょうか。霊柩車を見ても親指を隠していましたが。
- 俺もそれいまだにやってます。うちらのとこは”救急車と霊柩車が通るとき”で、両親指を隠さ
- ヘビを指差すと指が腐る。
- 指を第一関節で曲げたのを「蛇使いの手」といい、その手にはおとなしく捕まるらしい…
- 他人の弔事が行われてる付近では親指を隠さなければ親に災いがあり小指を隠さなければ我が子に災いがある
- 高知県物部村で行う呪詛(すそ)の取分け(いざなぎ流儀式)にて、呪詛とされる物の中に「人の爪」が含まれているのは興味深いですな。どこかで関連性があるのかも知れない。
- 人のポケットに手を入れたらいけない。その人の家が火事になる。
- 「足が痺れそうだ!」と思ったときは、びりびりし始める前に「もくさい、もくさい、もくさい」と唱えつつ足首のほうから上になでさするとびりびりしない・・・・・こともある。
- 足の痺れを直すには、舌で舐めた人差し指で眉間を上から鼻の先まで撫でるって親が言ってた。
- 当方が聞き及ぶところでは薬指に唾を付けてオデコを3回でした。
行動の迷信
- 枕には魂が入るので座ってはいけない
- 靴下穿いて寝ると親が早死にする
- 人の体温の残ったところに座ると、前座ってた人の全部の不幸を貰ってしまう
- 食べてすぐ 寝ると牛になる
- 洗面器を頭にかぶると背が伸びなくなる。
- 洗面器というのは初めて聞いた。俺の子供時代は『ざる』だったがなあ。
- 掃除をしていて、塵を窓から直接外に掃くと、一緒に金運も捨てる事になる。
- トイレに裸で入り(あまりない状況だが…)用を足すと 出来物だらけの子供が産まれる。
- 落ちてる鏡を拾っちゃいけない。落ちてる櫛も拾っちゃいけないって子供の頃に言われますた。両方とも持ち主の執念がこもってるから良くないって事でした。
- 櫛やブラシを人からもらっちゃダメ。(あげるのもダメ)たぶんこれは 苦 死 という事だろうと思う。割れた鏡を使っちゃダメ。というのもありました。
- 櫛を拾う時は踏んで、因業断ち切れ、と聞きました
- こんなの誰に聞いても聞いたことないと言われるのだが…風呂場で小便すると結婚式に雨が降る。家庭内言い伝えか?w
- 机の上に座ると、尻尾が生える。
- つむじの2つある人が寝てるのをまたぐと不幸に見まわれる
- 寝ている人をまたぐと寝ている人の背が縮む
- 人をまたぐと、またがれた人より偉くなれない
- はさみをまたぐとはさみの神様が怒って、身体のどこかに切り傷ができると、
兄がひいおばあちゃんに昔言われたことがあるそうです。 - 魔女のまねをして箒に跨った女の子は将来難産になるらしい。西洋の迷信だそうな。
- 敷居を踏むと足がなえる。
- 本を踏んづけるとバチが当たる。
- 枕を踏むと頭が痛くなる
- 敷居を踏んでは駄目
- 玄関の仕切りを踏むな (踏まれた家は滅ぶ)
- 「敷居を踏むな」も家が傷む、とゆうことかな、と思うのですが。昔は何十年、と何代にも渡って住んでたわけですから。大事にしよう、とゆう気持でしょうか。
- 櫛を拾う時は踏んで、因業断ち切れ、と聞きました。
- うちのばあちゃんは「枕を踏むと足が曲がる」って言ってた。よくわからないけど怖くて、言われてからは枕踏まなくなったよ
衣類の迷信
- 靴下穿いて寝ると親が早死にする
- 新しい靴を座敷ではいてそのまま外に出ると泥棒に入られる。
- 下ろしたての履物を座敷から履いたまま出るのは棺桶の中の遺体だけだから、縁起が悪いということです。
- 俺は、『家の中で靴はいて、そのまま下に降りると死人』だから止めろと、小さい頃に親に言われた。(家の中で)靴を履いたそのまま外に出る=あの世へ行く、という事らしい。
- なるほどなあ。じいさん、「メシに箸を立てる」とか「もらい箸」だとかは「仏様の作法じゃからいかんのである」と言ってたけど、履物(座敷で履いて出る・夜おろす)の事は由来を何も言ってなかった。
- 靴をはいたまま直接地面におりる時は「ぬいだ。」と言いなさいと祖母に言われたことがある。
- 家の中で靴を履くな (縁起が悪い)
- 夜 洗濯物を干すと、その服や下着の持ち主が体が弱くなる
- 12月8日は一つ目小僧が来て履物にハンコをつけて行くから、必ず履物は家の中に入れて、入り口にザルを出しておく。
- 土葬の墓掘りの時に履いていた草履は、捨てて帰ってくる。その草履を拾って履くとマムシ除けになる。今でも形式的に隣近所で葬式が有った時に当番で指名されます。・・・・オンボウ役っていいます。
- 洗濯したものは必ず畳んでから着る
- 人のポケットに手を入れたらいけない。その人の家が火事になる。
食事の迷信
- 食べ物を粗末にすると目がつぶれる
- 非常に口が卑しくて、美味しそうなものの話を聞くとどこまでも出かけて行き、人の2倍も3倍も食べる人がいました。甘いものと油物が大好きなその人は当然糖尿病になりましたが節制などできる人間では無く、薬を飲みながら暴飲暴食を続けているうちに糖尿性の網膜症になり完全に失明してしまいました。無駄に食べるということも食べ物を粗末にしている事になるんだなー昔の人の言うことは正しかったんだなーと思わされました。
- 欠けた器で食事をすると欠けた子が産まれる
- 飯食ってすぐ伸びをすると胸の間にメシが詰まる。
- 梅干の種の中身は観音様がいるから食べては駄目
- うちの地方では天神様でした。ところで梅の種ってあまり体に良く無い成分が含まれてた様な気が
- 梅干にすると消える筈
- シアン化合物が入っているんじゃなかったかな。
- 天神様は普通に日本料理とかに使われていますよ。
- スイカの種とか消化の悪いものを食べると盲腸になる
- 食べてすぐ 寝ると牛になる
- 貰い箸(相手の箸から直接自分の箸に物を受け取る)すると死ぬ
- たぶん、これは縁起が悪いからというつながりじゃないかな。
焼き場で焼いたお骨を、骨壺に収めるときには、箸から箸へ渡しておさめるから。葬式の時だけの風習を日常生活の中で行うと、縁起が悪いと行って怒られた - 菜箸で食べると口裂け女が生まれる(女のみ)
- 味噌を焼くと貧乏になる。
- 夜に梅干を食べてはいけない
- 日本じゃ無いけど、一つの付け木で3人のタバコの火をつけるのはしてはいけないと言われてると、なにかの本で読みました。
→たしかこれって、戦場でのしきたり(?)だったはず。野営にて
1人目火をつける
↓
(敵)「ハッ!あそこに敵がいる!」
↓
2人目火をつける
↓
(敵)「照準合わせて……と(・∀・)ニヤニヤ」
↓
3人目火をつける
↓
(敵)「微調節して、イケ━━━━━━━!!」
↓
3人目があぼーん。
こんな感じで(微妙に違ったらスマン)やられるから、らしい。 - ご飯をよそう時、しゃもじで一回だけよそうと人買いが来るからだめよ(一回→ひとかい→人買い)と祖父が言ってた。魂と体の分、二回よそわなければならないらしい。
- 俺の故郷では、仏さんの御飯は朝にお供えして、お昼には回収、炊飯器の中へ。晩御飯では、当たり前のように混ざって出てきたけど…
(老人連中に言わせると、お清めされた御飯だから、かえって力が出るんだそうな) - 飴をなめながら(もしくは甘い物を食べながらかな?)風呂に入ると、河童に足を引きずり込まれる。
食べあわせの迷信
- うなぎ+梅干=腹下し
- 食い合わせについては、アイスと天麩羅 や カレーとウドン も言われていたらしいが。
食い合わせについては、昔は冷却保存やスピード輸送の手段に乏しく鮮度が落ちやすかったからだろうね。「年寄りの冷や水」も、江戸時代当時売っていた冷や水の衛生状態があまり良くなかったのが原因だし。 - 冷たい牛乳と玉蜀黍を一緒に食べると、玉蜀黍が消化され難くなって腹を壊す
- うなぎ+うめぼし
脂っこいうなぎを食べたあとに、うめぼしを食べるとさっぱりするので、ついつい食べ過ぎてしまうw - てんぷらとスイカ(氷水・カキ氷)
てんぷら(油)と、スイカ(水)は、混ざらないので消化不良をおこす、が、根拠らしい。
住居の迷信
- 新しい靴を座敷ではいてそのまま外に出ると泥棒に入られる。
- 下ろしたての履物を座敷から履いたまま出るのは棺桶の中の遺体だけだから、縁起が悪いということです。
- 掃除をしていて、塵を窓から直接外に掃くと、一緒に金運も捨てる事になる。
- 椿の事だけど、昔は武家では絶対に庭木にしなかったそうだね。理由は「首が落ちるが如く花が落ちる」から縁起が悪いって事。庭に植えるなってのは武家の風習が民間に降りてきたのかもね。
- 家にヤモリが出てきたら、殺さずに外に逃がす事、 ヤモリは家を守ってくれている、と母が言っておりました。
- うちの父は 遠洋漁業の漁師だったんだけど出港の日は 掃除をしてはいけない・・・って 決まりがありました.
家は遠洋だったから良いけど(帰ってくるのは 半年に一回)沿岸漁業のお家でも こんな事言っていたら 大変だなぁ・・・ - 敷居を踏むと足がなえる。
- 敷居を踏んでは駄目
- 玄関の仕切りを踏むな (踏まれた家は滅ぶ)
- そういえば、寺や神社の門の仕切り(なんていうんだっけ)も踏んじゃいけないんだよね。どうしてなんだろう。
結婚・出産の迷信
- 欠けた器で食事をすると欠けた子が産まれる
- 菜箸で食べると口裂け女が生まれる(女のみ)
- トイレに裸で入り(あまりない状況だが…)用を足すと 出来物だらけの子供が産まれる。
- 結婚式の日「花嫁さんが縁側から出て行く」という慣わしのある地域の人います?「縁側から出て行くと戻って来れない」みたいな言い伝えが先にあって、嫁入り先から戻って来れないように(離婚しないように)そうするんだったと思うけど、私も友達から聞いてビックリしたくらいだから、全国的ではないよね。
- そういえばじいさんの葬式で棺桶を縁側から出した。その時は単に玄関が狭いからとかそんな理由だと思ってたけどそういうの(縁側から出て行くと戻って来れない)ってあるのかも。
- 葬儀では出棺後、斎場に向かう際と自宅に戻る際で道順を変えるのも、同様な意味を持っています。一部地域では、花嫁の婚礼道具を嫁ぎ先に運ぶ時の、行列でも同様です。
- わたし、結婚式の日に縁側から出て嫁に行きましたよ!花嫁姿で近所の人が見守る中を縁側から出て行きました。故郷は岐阜県ですが、近所のほとんどの家でそういう習慣があります。
婚礼の荷物を新居に運ぶときには、絶対に車はバックさせてはならないので(離縁されて戻ってこないように)、婚礼道具を運ぶトラックの先導車にはご祝儀(5000円くらい)を持った人が乗ります。狭い道で車の行き違いが出来ないときには、その人が降りていって対抗車にご祝儀を渡してバックしてくれるよう頼みに行くわけです。 - 妊娠中にトイレ掃除をすると、きれいな赤ちゃんが生まれてくる。
- 私が聞くのは妊娠中に限らないです。子供の頃から、女の子がトイレ掃除(特に便器をきれいに拭く)をすると将来きれいな子供が生まれると言われました。(267△
- 厄年に出産すると厄が落ちていいが厄が子供につくので、河原に子を捨てて(寝かせる)誰かに拾ってもらうといい。地域によっては知らない人の玄関前etc
- 妊娠中に火事をみると、アザのある子が生まれる。
- 友達に、額に赤い痣がある子がいました。いつも見えてるんじゃなくて、運動したり熱が出たりして血行が良くなると赤く浮き出る感じ。お腹にいる時、お母さんが火事を見に行ったそうです。
- 私は「火事を見ると赤いあざ、御葬式を見ると青いあざが出きる」って聞いてたけど、妊婦さんでも身内で葬式あれば出るよね?だから葬式の方は後付けのネタかもしれん。
- 魔女のまねをして箒に跨った女の子は将来難産になるらしい。西洋の迷信だそうな。
死・葬式の迷信
- 産後の肥立ちが悪くて、母親が死んでしまった時はその母親の腹帯に名前を書いて、田の用水とか小川のほとりに竹の棒を4本立ててその帯を引っ掛けて置く。そばに柄杓を置いておいて通行人に水を掛けてもらい、名前が消えたら死んだ人が成仏できる・・・。流れ灌頂って言って、昭和のはじめ頃までよく見かけたそうです。
- 貰い箸(相手の箸から直接自分の箸に物を受け取る)すると死ぬ
- たぶん、これは縁起が悪いからというつながりじゃないかな。
焼き場で焼いたお骨を、骨壺に収めるときには、箸から箸へ渡しておさめるから。葬式の時だけの風習を日常生活の中で行うと、縁起が悪いと行って怒られた - 土葬の墓掘りの時に履いていた草履は、捨てて帰ってくる。その草履を拾って履くとマムシ除けになる。今でも形式的に隣近所で葬式が有った時に当番で指名されます。・・・・オンボウ役っていいます。
- ぬるま湯をつくる時、湯に水を足すのはいいけど、水に湯を足すのは駄目
- 水に湯を足すのは死人が出た時だけだから?
- 逆さ水だっけ、逆湯だっけ?仏さんに湯潅するときに、今でもたらいの水に湯を足して湯加減するよ。
- そういえばじいさんの葬式で棺桶を縁側から出した。その時は単に玄関が狭いからとかそんな理由だと思ってたけどそういうの(縁側から出て行くと戻って来れない)ってあるのかも。
→うちの父もやっぱり縁側からでした。
→ユダヤ教だか何だか忘れたけど、外国の宗教では棺桶を出す時は出入り口からではなく、壁を壊してそこから出すそうです。
→葬儀では出棺後、斎場に向かう際と自宅に戻る際で道順を変えるのも、同様な意味を持っています。一部地域では、花嫁の婚礼道具を嫁ぎ先に運ぶ時の、行列でも同様です。 - 母から父が亡くなって1年くらいは「引き」があるから夜出歩いたり遠くに出かけるなと言われた。
- そういえばお線香ってどうして吹き消しちゃいけないのでしょう?必ず手で扇いで消しますけど・・・。
→いくつか説があるようですが、要は死者やご先祖に息を吹きかけるのは失礼、ということのようです - 火を消すときは、手であおいで消すのが礼儀とされています。吹いて消すものではないと言われているのは、神聖であるべき仏壇の前で息を吹きかけることは不作法とされているからです。
- お線香についた火を消す際には、息をふきかけないようにします。これは、生臭さを嫌うためのことで、仏扇を使うかお線香を振って消すようにします。
- 線香をお供えする時には、線香の炎は吹き消さずに手であおいで消すようにする。それは、本尊さまやご先祖さまにお供えするものに、息を吹きかけないための心づかいである。
- 線香を1本とり、ろうそくで火をつけよう。ここでの大事なことは、線香の火を絶対に吹き消さないこと。これは不浄の息と言って死者を汚すことに。左手であおぐか、下にすっと引けばキレイに消えるよ。
- 身内に不幸があった時は、向こう1年間は神社関係に出入りするのは一切ダメって事になってません?「火がかかる」とか言って、鎮守の祭礼も参加しないし正月もしない・・・。とにかく鳥居をくぐるとバチがあたる、なんてね。
ケガレを嫌う神道ならでわの事じゃないかと思いますが。
親の死に目の迷信
- 夜 爪を切ると親の死に目に会えない。
→「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」というのは、昔は電気がなく夜は行灯の火だけで、そんな暗い中で爪を切ると深爪をしてしまうからということらしいです。
→江戸時代、お城の門番で夜間の勤務を夜詰めといっていました。その仕事はとても重要で、たとえ親が死にそうになっても家に帰れませんでした。それから夜詰めは親の死に目に会えないということで、「夜爪」も縁起悪いこととなった。っていう説も有名でつ。
→夜爪を切ると親の死に目に会えない、というのは夜爪を切る→世を詰めるに通じてしまい、自分の寿命が縮んで親より先に死ぬからと聞いた。 - お墓の前を通る時は親指を隠さないと、親の死に目に会えない。島田伸介が族だった頃、霊柩車が通り過ぎる時に親指を隠していた
→夜ツメを切るとじゃなかったっけ?
→由来を知らないまま、かな蛇を見ると親指を隠していた子供の頃。これも親の死に目と何か関係があるのでしょうか。霊柩車を見ても親指を隠していましたが。
→俺もそれいまだにやってます。うちらのとこは”救急車と霊柩車が通るとき”で、両親指 - 靴下穿いて寝ると親が早死にする
- 「親の死に目に会えない」てのは親より早く死ぬってことです
- 「美人薄命」も夫が早く死ぬっちゅうことです。
場所
- 子供の頃、近所の廃屋となった造り酒屋の中で遊んでいると、「蟒蛇(うわばみ)に呑まれてしまう」と言って年寄りに追い出されてしまいました。家に帰って親にその事を話すと、古い造り酒屋には白い大蛇が住み着く様になるんだと言われました。多分子供の悪戯を諌める為の作り話なんでしょうけど、当時の私達には効果絶大で、しばらくは建物に近付く事も出来ませんでした。
→「うわばみ」ってのは大蛇のほかに「大酒飲み」って意味もあるからねぇ。 - 山で遭難したとき「おーいおーい」と呼びかけられてもそのまま返事すると山の神様に連れてかれる。
- 多分、山彦とか他の捜索者の声と間違えて紛らわしいので遭難者は別の返事で答えろってことだと思う
- 海の神様は金気を嫌うので、万一船上から包丁や、はさみなどを落とした時は陸に戻ってから、木でそれらの形を作り神棚に備えた上で謝るそうです。これをしないと次の漁が大不漁になるといわれてたそう。
- 海の神様はヘビと猿を嫌うので、海上では禁句。不漁になる。
- 沖で死んだ人のカラ(死体)が上がらない時は、浜に後生車を立てる。大勢の人が回してくれると死体が早く上がる、山で死んだ時は峠や街道にも立てる。
→どうしても死体が上がらない時は、その人が生前に身に付けていた物を代わりに埋める、これをシルシをヤスメルと言う。
→昔は海で死んだ人は、死体が上がらない限り成仏出来ないって考えが強かったみたいですね。どこかの地方でも、海で行方不明になった人が出たら、その身内打ち揃って大声で海に向かって名前を呼ぶ・・・などと言う話を聞いた事があります。
墓地の迷信
- お墓の前を通る時は親指を隠さないと、親の死に目に会えない。島田伸介が族だった頃、霊柩車が通り過ぎる時に親指を隠していた
→夜ツメを切るとじゃなかったっけ?
→由来を知らないまま、かな蛇を見ると親指を隠していた子供の頃。これも親の死に目と何か関係があるのでしょうか。霊柩車を見ても親指を隠していましたが。
→俺もそれいまだにやってます。うちらのとこは”救急車と霊柩車が通るとき”で、両親指を隠さ - 土葬の墓掘りの時に履いていた草履は、捨てて帰ってくる。その草履を拾って履くとマムシ除けになる。今でも形式的に隣近所で葬式が有った時に当番で指名されます。・・・・オンボウ役っていいます。
- 墓で転んだときは死なないように髪を置いてくる
→小さい頃、墓参りに行ったら何故か親戚の大人たちに髪を狙われて囲まれたことがあった!一本抜くくらいで勘弁してもらえたけど、かなり恐怖だった。私転んだんでしょうか… - 猫足のお墓は良くない。変わった形の墓石、例えば故人が将棋が好きだったからと将棋のコマ型の墓石にするのもダメとか。どちらも成仏出来ないとか聞いたことがある。
物の迷信
- ものさしを人に手渡すと知恵を量られるから、一旦下に置いてから取ってもらう
- 12月8日は一つ目小僧が来て履物にハンコをつけて行くから、必ず履物は家の中に入れて、入り口にザルを出しておく。
- 洗面器を頭にかぶると背が伸びなくなる。
→洗面器というのは初めて聞いた。俺の子供時代は『ざる』だったがなあ。 - 落ちてる鏡を拾っちゃいけない。落ちてる櫛も拾っちゃいけないって子供の頃に言われますた。両方とも持ち主の執念がこもってるから良くないって事でした。
→櫛やブラシを人からもらっちゃダメ。(あげるのもダメ)たぶんこれは 苦 死 という事だろうと思う。割れた鏡を使っちゃダメ。というのもありました。
→櫛を拾う時は踏んで、因業断ち切れ、と聞きました - ざるをかぶると背が伸びなくなる
- 机の上に座ると、尻尾が生える。
- はさみをまたぐとはさみの神様が怒って、身体のどこかに切り傷ができると、
兄がひいおばあちゃんに昔言われたことがあるそうです。 - 魔女のまねをして箒に跨った女の子は将来難産になるらしい。西洋の迷信だそうな。
- 落ちてる鏡を拾っちゃいけない。落ちてる櫛も拾っちゃいけないって子供の頃に言われますた。両方とも持ち主の執念がこもってるから良くないって事でした。
→櫛やブラシを人からもらっちゃダメ。(あげるのもダメ)たぶんこれは 苦 死 という事だろうと思う。割れた鏡を使っちゃダメ。というのもありました。
→櫛を拾う時は踏んで、因業断ち切れ、と聞きました - 鏡を上に向けて置いておくと親が恥をかくらしい
→自分は、鏡を上に向けておくとオバケ?が写ってしまうって言われた。
→部屋に遊びに来た友人(滋賀県人)に、「あんた!鏡を上に向けてたらブッさいくになるんやで!!」って怒られたことがあるよ。 - 自分は、鏡を上に向けておくとオバケ?が写ってしまうって言われた。
→手鏡等は使わない時は伏せておけ (あの世と繋がる) - 鏡ネタで意外と出てないけど。合わせ鏡はやめれ~、ていうのもありますね。これは大人になって友達から教えてもらった。これも縁起モノ?
→鏡に関する話題は、日本古来の古式神道の儀礼とも結び付きがありますから、三種の神器にも鏡、神社の御神体も鏡。己を寸分違わず映し出す鏡に神秘的な力を感じた古代からの伝統が、今日でも様々な口承伝説を生んでいるのでは?(272) - 合わせ鏡をしてうつった顔、13番目に見えるのがあなたが死んだときの顔・・・。
→合わせ鏡を実際にしてみればすぐわかることなんだが、よほど常識ハズレに巨大な鏡でもなきゃ、13番目の顔は見れないよ。あと、ガラスじゃ透明度が少し足りないね。よく見えなくなってると思うよ。 - 貰い箸(相手の箸から直接自分の箸に物を受け取る)すると死ぬ
→たぶん、これは縁起が悪いからというつながりじゃないかな。
焼き場で焼いたお骨を、骨壺に収めるときには、箸から箸へ渡しておさめるから。葬式の時だけの風習を日常生活の中で行うと、縁起が悪いと行って怒られた - 箸を捨てると貧乏になる。
→<下品>探り箸、迷い箸
<葬式納骨にまつわり不吉>貰い箸、競い箸、互い箸・・名前自信なし。長さが違う箸を使うこと。挿し箸 - 箸が折れるのは縁起が悪い
→昔の武将で正月に用いた箸が折れてしまい、程なくして落馬事故で死んでしまったというエピソードを聞いた事があるよ。その為、正月用の箸は折れにくい柳の物を使うとの事だった。 - 本を踏んづけるとバチが当たる。
- 本を捨てる、粗末にするとバカになる
- 枕には魂が入るので座ってはいけない
- 枕を踏むと頭が痛くなる
- うちのばあちゃんは「枕を踏むと足が曲がる」って言ってた。よくわからないけど怖くて、言われてからは枕踏まなくなったよ
- 枕を三回叩いて寝ると、良い夢が見られるそうだ。お天気の良い日に、お日様に当てた枕を軽く叩いて、日の当たる座敷で寝るのは、気持ち良いものだよね。
神仏の迷信
- 金神七殺といい、金神のいる方位を侵すと7人死ぬ。
- 海の神様は金気を嫌うので、万一船上から包丁や、はさみなどを落とした時は陸に戻ってから、木でそれらの形を作り神棚に備えた上で謝るそうです。これをしないと次の漁が大不漁になるといわれてたそう。
- 海の神様はヘビと猿を嫌うので、海上では禁句。不漁になる。
- 御守り袋の中にいる神様を見たら目が潰れる。
→ありがたい神様を直接見たらバチがあたるということらしい。 - 水死体のことをエビス様といい、漁港そばの神社が恵比寿様を祀っていることが多いのは、恵比寿様(=水死体)に豊漁を願うからなんだと。
→なるほど!そういえば恵比寿様が祭神の神社が港の近くにある。
→エビスといえばイザナギ・イザナミがやり方間違えたんで海に流した子 - 山で遭難したとき「おーいおーい」と呼びかけられてもそのまま返事すると山の神様に連れてかれる。 多分、山彦とか他の捜索者の声と間違えて紛らわしいので遭難者は別の返事で答えろってことだと思う
- はさみをまたぐとはさみの神様が怒って、身体のどこかに切り傷ができると、
兄がひいおばあちゃんに昔言われたことがあるそうです。
妖怪の迷信
- お盆に泳ぐと猿候(えんこう)に引かれる
→猿候…山に棲む、山童や河童の類かな?高知~徳島にかけて伝承がある。
→親から聞いたところによると、彼奴らは両腕が背中の中で繋がっており、片腕を縮めてもう片腕を延ばし足を引っ張るんだそうです。
→河童は元々藁人形で、だから腕が繋がっている、という話を読んだことがある。
→ある周期で山と川を行き来して、川に居る時は河童になるらしい。両腕が背中の中で繋がっているってのは、完全に河童の特徴だし。 - 菜箸で食べると口裂け女が生まれる(女のみ)
- 夕方、人に声をかける時は「もし?」と一言で終わらせると妖怪に間違われるので、必ず「もしもし?」と二言声をかける。
- 12月8日は一つ目小僧が来て履物にハンコをつけて行くから、必ず履物は家の中に入れて、入り口にザルを出しておく。
- 自分は、鏡を上に向けておくとオバケ?が写ってしまうって言われた。
→手鏡等は使わない時は伏せておけ (あの世と繋がる) - 九十九神も迷信のうち?
- 物の怪じゃないんだけど、昔の言伝えで幽霊船を見分けるには指の隙間から見るといい、股の間から見るといいなんてのも読んだ覚えがあります
- 飴をなめながら(もしくは甘い物を食べながらかな?)風呂に入ると、河童に足を引きずり込まれる。
まじない・夢・呪詛の迷信
- うちの母が大病を患って病院で生きるか死ぬかの手術を受けたときとなりのベッドに入院していたおばあちゃんが「ベッドの脚の四隅?に塩をまいておきなさい」…って教えてくれました。つれていかれないようにするため…ということでした。
- うちの爺ちゃんから聞いたおまじない。
ものもらいが出来た時には大豆をひと粒持って井戸端に行く。ものもらいに大豆をあてがい「豆かと思たらめぼ落ちた」と言いながら大豆を地面に落とす。これで必ず治る
→まじないには「ただの語呂合わせじゃないか」というものや「ただの願望じゃないか」というものもあったりするけれど、昔の人は言霊の存在を信じていて、なおかつ信じることによるプラシーボ効果があったからだろうなと。 - 夢に白い蛇が出ると幸運。
- 高知県物部村で行う呪詛(すそ)の取分け(いざなぎ流儀式)にて、呪詛とされる物の中に「人の爪」が含まれているのは興味深いですな。どこかで関連性があるのかも知れない。
- 2度あることは3度ある ってことで失敗が2度続いたら自主的にもう一回失敗しとけといわれた。2度続けて転んだら、転ぶふりするとか。
- 新品を夜におろす時は「つるかめ」と3回唱えなさいと祖母に言われていた。
- 「足が痺れそうだ!」と思ったときは、びりびりし始める前に「もくさい、もくさい、もくさい」と唱えつつ足首のほうから上になでさするとびりびりしない・・・・・こともある。
- 足の痺れを直すには、舌で舐めた人差し指で眉間を上から鼻の先まで撫でるって親が言ってた。
→当方が聞き及ぶところでは薬指に唾を付けてオデコを3回でした。 - 肩に抜け落ちた髪の毛は他人が落としてはならない。本人に渡して本人に捨てさせなければ、失恋する。
- 人の背中に人差し指で背骨に沿いまっすぐ線をひくと、遣られた人は悪いことが起きる。まじないを消す方法は手で背中を消しゴムをかける様に消す。
→それ、ふたつともまさに中学・高校の頃地元(三重)の女友達がよく言ってた。背中に線を引くと…っていうのは、うちの方では「寿命が縮む」と言った。もしかして東海地方の人?迷信・言い伝えと言うより、おまじないに近いものだったのかなと思う。女の子のクラスメイトからしか聞いたことがなかったから(親とか年寄りは言ってなかった)。(268) - ものもらいが出来た時、井戸にものもらいの出来てない方の顔だけを見せて「ものもらいが治ったら全部見せてあげる」と言って井戸に蓋をしてしまう。そしたら早く治るって友達のお爺さんに聞いたよ
- しゃっくりが止まらない人に『豆腐は何から出来ている?』と聞いて相手が『大豆』と答えられればしゃっくりが止まるって話なんですがなぜかホントにピタリと止まるんですな不思議な事に。
→「こんにゃくは何から出来ている?」「こんにゃくいも」 という問答でも治まるらしいです。原材料を当てるって事に意味があるんだろうか?
→答えを考えるための間がいいらしいよ>しゃっくりの質問 - 火事の夢をみるとお金が入って来るっていわれてた。でも「火事の夢みた~」って人に言っちゃうとダメなんだって。言っちゃった後にハッ!しまった!と思った事が何度あったことか
金運・賭け事の迷信
- 賭け事のお呪いとしては、死んだ泥棒の墓石を持っていると強くなる、というものがある。だから鼠小僧の墓石はみんなに取られてボロボロだとか。
→お釈迦さまは賭場を開いて、集まった人達に仏法を説いたと聞いたことがあるよ。 - 蛇の抜け殻を財布に入れておくとお金に困らない。
→何度も脱皮する→皮が残る→銭が貯まるという感じだったような。 - 箸を捨てると貧乏になる。
- 味噌を焼くと貧乏になる。
- 掃除をしていて、塵を窓から直接外に掃くと、一緒に金運も捨てる事になる。
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