吉祥天(きっしょうてん / きちじょうてん)は、仏教の守護神である天部(仏教において天界に住む者の総称)の女神で、功徳天(くどくてん)や宝蔵天女(ほうぞうてんにょ)ともいいます。
もともとヒンドゥー教の女神で美・富・豊穣・幸福を司る『ラクシュミー』が仏教に取り入れられたものです。
美と富の神『ラクシュミー』の真言(マントラ)とご利益・効果 一覧
吉祥天
吉祥とは繁栄・幸運を意味し、吉祥天は幸福・美・富を顕わす女神とされます。
仏教においては、父は徳叉迦(とくさか)、母は鬼子母神であり、夫を毘沙門天、妹に黒闇天がいます。(妹の黒闇天(こくあんてん)は災いと不幸を呼ぶ神です。)
仏教の神の中で一番美しい女神とされ、福徳を与える女神であるため、七福神が現在の七神に定まるまでは、吉祥天が弁財天(智慧、長寿、富、芸術、学問の女神)の代わりだったときもあるようです。また、吉祥天を取り入れ八福神とするところもあるようです。
吉祥天の真言
吉祥天は、信仰する者に、美、幸運、繁栄、豊穣、富、知恵を与えてくれます。
おん まか しゅりえい そわか
吉祥天のご利益・効果
吉祥天とは美,幸運,繁栄,豊穣をもたらす神といわれ、そのご利益は、富・繁栄・美・快適な暮らしなどです。
主なご利益・効果は以下の通りです。
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 財運隆昌(金運や財運の向上)
- 財宝金銭
- 家内安全
- 美しくなる
- 開運
- 災難消除
- 天下泰平
以上、『美と富の神『吉祥天』の真言とご利益・効果 一覧』を紹介しました。
吉祥天の真言による繁栄や幸福のご利益・効果は生活のあらゆる場面でいただくことができますので、一言一句をしっかりと、心を込めて読み上げるて効果を感じてください。
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