【有名な悪魔】ゴエティア72柱の悪魔一覧|階級別に名前・意味・能力を紹介

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【有名な悪魔】ゴエティア72柱の悪魔一覧|階級別に名前・意味・能力を紹介 神話
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【Princes(王子)】ゴエティアに登場する王子級の悪魔

  1. Vassago:ヴァサゴ 【王子】
    26の軍団を率いる強力な王子で、アガレスと同質の性格を持つとされる。過去と未来の出来事を告げ、隠された物や失われた物の在処を示す能力を持つ一方で、性質は比較的「善良」とも記される。文献によっては天使の姿で現れるとも言われる。
  2. Sitri:シトリー 【王子】
    60の軍団を従える大いなる王子。男女の情欲をかき立て、互いに激しく愛し合うように仕向ける力を持つ。また望めば人々に衣服を脱がせるともされる。ヒョウの顔とグリフォンの翼を持つ姿で現れるが、術者の命で非常に美しい青年の姿に変わる。
  3. Ipos:イポス 【伯爵/王子】
    36の軍団を率いる伯爵にして王子。過去・現在・未来をすべて見通し、その知識を授けるとされる。人を機知に富み勇敢な性格へと変える力も持つ。一般には天使の体にライオンの頭、ウサギの尾、ガチョウの足を持つ姿で描かれるが、ライオンの身体やハゲワシの姿で現れるとする伝承もある。
  4. Gaap:ガープ 【王子/総裁】
    66の軍団を統べる強大な王子兼大総裁。地獄と地上の南または西の領域を支配し、四大王を導く存在のひとりとされる。哲学や学問全般を教え、愛憎を操り、人を無感覚・不可視にする力を持つ。人や物を国から国へ瞬時に運ぶほか、他の魔術師に捕らわれた使い魔を解放することもできる。
  5. Stolas:ストラス 【王子】
    26の軍団を率いる大いなる王子。天文学を教え、星々の知識のほか、薬草・植物・宝石の効能に精通している。カラスや、長い脚を持ち冠を戴いたフクロウの姿で描かれることが多く、静かに学問を授ける教師的な悪魔として扱われる。
  6. Orobas:オロバス 【王子】
    20の軍団を従える非常に強力な王子。過去・現在・未来、神学や世界の創造について真実を語り、地位や栄誉、友人・敵からの好意を与えるとされる。召喚者に対して忠実で、他の霊が危害や誘惑を加えることを許さず決して欺かない。馬の姿で現れ、命じられると人の姿に変わる。
  7. Seir:セーレ 【王子】
    26の軍団を率いる王子。地上のどこへでも瞬時に赴き、召喚者の望みを素早く成し遂げるとされる。財宝をもたらし、盗みや隠し物の手助けもするが、本質的には悪よりも中立的で温和な性質を持つ。翼のある馬に乗った美しい青年として描かれる。

【Marquises(侯爵)】ゴエティアに登場する侯爵級の悪魔

  1. Gamigin:ガミギン 【侯爵】
    30の軍団を支配する大侯爵。自由学芸を教え、罪のうちに死んだ者や水死した者など、地獄に落ちた魂の様子を語るとされる。荒い声で話し、質問に丁寧に答えて召喚者が満足するまで傍に留まる。はじめは小さな馬やロバの姿で現れ、のちに人の姿へ変わる。
  2. Aamon:アモン 【侯爵】
    40の軍団を従える侯爵。狼の体に蛇の尾を持ち、口から炎を吐く姿、あるいはカラスの頭を持つ男として現れる。過去と未来を語る力を持ち、争いや確執を引き起こす一方で、敵対する者同士を和解させることもできる。激しい性質だが、調停者としての側面も強い。
  3. Leraje:レラジェ 【侯爵】
    30の軍団を率いる強大な侯爵。戦争や争い、特に弓矢による戦いを引き起こすとされ、矢傷を壊疽や腐敗で悪化させる力を持つ。緑の衣装に弓と矢筒を携えた美しい射手の姿で現れ、戦場と不和の象徴的存在として恐れられている。
  4. Naberius:ナベリウス 【侯爵】
    19の軍団を従える勇敢な侯爵。低く濁った声で話すが、あらゆる学問、とくに弁舌・修辞に人を巧みにする力を持つ。失われた地位や名誉を回復させる一方、文献によってはそれらを失わせるともされる。三つ首の犬やカラスの姿、黒い鶴として描かれ、ケルベロスとの関連も指摘されている。
  5. Ronové:ロノウェ 【侯爵/伯爵】
    20の軍団を率いる侯爵兼伯爵。弁論術や外国語を教え、忠実な召使いや味方、そして友人・敵双方からの好意をもたらすとされる。杖を手にした怪物的な姿で描かれるが詳細は語られない。また、老い先短い人や動物の魂を刈り取る「死期の使い」としての側面も伝えられている。
  6. Forneus:フォルネウス 【侯爵】
    29の軍団を統べる大侯爵。修辞学と言語を教え、人々に良い評判を与え、友人だけでなく敵からも愛されるようにする力を持つ。巨大な海の怪物の姿で現れるとされ、その名はラテン語の「炉・かまど」に由来すると考えられている。
  7. Marchosias:マルコシアス 【侯爵】
    30の軍団を率いる強力な大侯爵。激しい戦士でありながら召喚者に忠実で、問いに真実のみを答えるとされる。狼の体に人間の上半身、グリフォンの翼と蛇の尾を持つ姿で現れ、求めに応じて人の姿に変わる。かつては天使であり、1200年後に天に戻ることを望んだが、その願いは叶わないと伝えられる。
  8. Phenex:フェネクス 【侯爵】
    20の軍団を従える大侯爵。あらゆる「不思議な学問」を教え、優れた詩人となる力を授けるとされる。子どもの声で歌うフェニックスとして現れ、その歌は非常に甘美だが、術者と同行者は惑わされぬよう人の姿になるよう命じねばならない。彼もまた1200年後に天へ戻ることを望むが、叶わないとされる。
  9. Sabnock:サブノック 【侯爵】
    50の軍団を率いる強大な大侯爵。城壁や塔、都市を築き、武器や兵器でそれらを満たす力を持つ。人の傷や皮膚を壊疽で腐らせ、体内に虫をわかせることで長く苦しませることもできるが、同時に優れた使い魔を与えるともされる。獅子の頭を持つ兵士の姿で、青ざめた馬に乗って現れる。
  10. Shax:シャックス 【侯爵】
    30の軍団を支配する大侯爵。視力・聴力・理解力を奪い、王の財宝や馬など、望む物を盗み出して召喚者のもとへ運ぶ力を持つ。隠された物事を明かすこともあるが、しばしば嘘をつき召喚者を試すため、魔法陣の三角形に入るまでは信用できないとされる。コウノトリの姿で現れ、三角形の中に入ると声が美しく変わる。
  11. Orias:オリアス 【侯爵】
    30の軍団を従える大侯爵。星々と惑星の宮(マンション)の影響を教え、占星術的な運命や力の扱い方を伝授する。地位や称号、友人や敵からの好意を授けるほか、人間を望む姿に変身させる力も持つ。占星術・変身・社会的成功を司る悪魔として知られる。
  12. Andras:アンドラス 【侯爵】
    30の軍団を率いる非常に危険な大侯爵。天使の身体にフクロウ(あるいはカラス)の頭を持ち、黒い狼に乗り、鋭い剣を振るう姿で現れる。人々の間に不和と争いをまき起こし、召喚者やその仲間まで殺すとされるため、厳重な防護なしで呼び出すべきではないと警告されている。
  13. Andrealphus:アンドレアルフス 【侯爵】
    30の軍団を統べる大侯爵。孔雀の姿で現れ、大きな物音を立てるが、人の姿になると天文学や幾何学、測量など「計測」に関わる学問を完璧に教えるとされる。人を鳥の姿に変える能力も持ち、別名アドラメレクと同一視されることもある。
  14. Kimaris:キマリス 【侯爵】
    20の軍団を率いる戦士のような大侯爵。黒い馬にまたがる騎士の姿で現れ、失われた宝物の所在を示し、文法・論理・修辞など「三学(トリウィウム)」を教える。人を自分と同じような強い戦士にし、アフリカの霊たちを支配するともされる。古い魔術書では名前違いの類似霊が同一存在と考えられている。
  15. Decarabia:デカラビア 【侯爵】
    30の軍団を従える大侯爵(文献によっては王・伯爵)。草や宝石すべての効能を知り、あらゆる鳥の姿に変化し、その鳴き声で飛び回ってみせるとされる。召喚時には五芒星のような星形で現れ、術者の命令により人の姿へと変わる。自然界と象徴魔術を結ぶ存在として描かれる。
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